空気質測定で数値化しています

こんにちは。別荘・セカンドハウス空室管理のAir Fresh Okinawaです。空室管理の入室時と退室前に、空気室測定器でお部屋の空気を数値化しております。今回は、実際に測定してみて感じたことをお伝えしたいと思います。
沖縄のセカンドハウスライフを快適に！日本の中で特に湿度の高い沖縄で、より快適にお過ごしいただけるよう、ちむぐぐる込めて管理いたします。

空気室測定器について

皆様の中には、まだ鮮明に記憶に残っている方も多くいると思います。東日本大震災の多くの犠牲者の方に、ご冥福をお祈りいたします。無差別に目に見えない恐怖が私たちの生活に大きな変化をもたらしました。その頃から、商品の開発が飛躍的にすすみ、手に入れ易くなった空気室測定器。今回は、温度と湿度の測定に加え、PM（2.５、1.0、10）とホルムアルデヒド濃度を測定できる機器を購入したので、ご説明します。

• PM2.5について
  PMは「Participate Mtter＝粒子状物質」の略で、粒子の直径がμm（マイクロメートル：１ミリメートルの1000分の1）であることを意味します。環境や健康への影響を理解するために、粒子の大きさをを空気動力学径に基づいて表記している数値です。一般的によく耳にするPM2.5は、粒子径が概ね2.5μm以下のもので、重力で落下せず大気中を浮遊しやすい。呼吸時に吸い込んでしまうと、肺の奥まで到達しやすいことから、喘息・気管支炎・肺や心臓疾患の発症リスクが高まるといわれています。
• ホルムアルデヒド(HCHO)濃度について
  ホルムアルデヒドは、無色で刺激臭のある気体です。水に溶ける性質をもっています。水に溶けたものをホルマリンと言いますので、耳にしたことがある方もいると思います。安価なため、防腐剤として接着剤や塗料などの成分で建材に広く用いられています。しかし、空気中に放出されたホルムアルデヒドは、低濃度でもヒトの粘膜を刺激するため、目がチカチカしたり涙が出る、鼻水が出る、のどの渇き・痛みやせきなど、シックハウス症候群の原因となります。
  日本の室内基準はWHO基準と同様の０．０８ppm以下となります。０．２からは目への刺激や吐き気を感じ、１以上で５年間生活をすると発ガンの恐れが出て来るといわれています。

実際に空気質を測定してみました

弊社では、セカンドハウスの管理でのお部屋の入退出時に、空気質を測定しております。実際に測定してみると、ご不在時のお部屋のホルムアルデヒド（HCHO)濃度が、管理を行うことでかなり改善されることがわかりました。

お部屋Aはエアコンにて湿度管理がしっかり出来ております。窓を開け外気を取り込むことで、PM2.５の値は変わりませんが、ホルムアルデヒドがかなり改善されています。２４時間換気だけでは、基準値よりかなり高い状態ですので、刺激臭を感じることがあるかもしれません。

お部屋Bは、エアコンの稼働なしに管理しております。梅雨入り前の沖縄では温度も湿度もそこそこ管理できております。湿度が７０％近くになる場合は、エアコンを稼働して湿度を下げた方が良くなります。いずれにしましても、空気の入換後はしっかりと除湿を確認してから退出しております。

数値化してわかったこと

空気室測定器を導入するきっかけは、湿度が下がったことを確認してから退出することが目的でした。今回、数値化をすることによって、目に見えない空気を入換えることのメリットがわかりました。除湿とニオイこもりのみならず、健康被害を及ぼすホルムアルデヒドの濃度をしっかりと下げることができたのです。いわゆるシックハウス症候群は、特にお子様のアトピー性皮膚炎を起こすなどの、身体症状を引き起こす要因にもなりえます。
Air Fresh Okinawaでは不在時のお部屋の空気を定期的に入れ換え、その都度、空気質測定を行います。ご滞在の日程をお知らせいただければ、ご使用前にお部屋の空気の入れ換えをしたり、お掃除、エアコンを作動しておくなどのご対応も可能です。
より快適な沖縄ステイを！沖縄の別荘・セカンドハウスの空室管理はAir Fresh OKinawaにお任せください！